こんにちは!
日々の仕事などで感じたこと、出会った出来事について、書いていきます。
今日は、旅館業の許可についてです。
インバウンドにより、旅館やホテルなどの需要が高く、特に都市部では宿泊施設が足りていない状況が続いています。
このため、いわゆる民泊として、マンション内の物件や一軒家などを賃貸や購入し、旅行者に提供したいニーズが高まっています。
開業には、役所から「旅館業の許可」を得る必要があり、最近では旅館業許可の依頼を多く頂戴しています。
東京23区内で旅館業許可を取得するには、それぞれの区役所が所管する保健所に許可申請する必要があります。
この許可については、通常、都道府県が所管する保健所の業務となっていますが、東京23区内の場合、保健所の業務がそれぞれの区役所業務として移管されており、23区の区役所が自分たちで保健所を開設しているため、旅館業許可についても、区役所の保健所に申請することになります。
ここで大変なのが、それぞれの区役所がそれぞれの判断で旅館業の許可を与えるため、許可の基準がかなり異なるという点です。
区役所によっては、比較的スムーズに許可申請できるところもありますが、反対に、「ここでは旅館業の許可を得るのは難しいぞ・・・」というところもあります。
この違いはいろいろな要因があると思いますが、インバウンド需要を受け止める自治体と、治安などへの地域住民の不安から許可を出しにくい自治体とがあるように思います。
いずれにしましても、旅館業の許可を得るには、まずはそれぞれの自治体のHPなどで旅館業に関する手引きをチェックし、できればそれぞれの自治体が作っている旅館業条例やその施行規則まで目を通した方が良いと思っています。
(条例を読むと、それぞれの自治体が新規の旅館業にウエルカムなのかがすぐに分かります^^;)
雑ぱくですが、現在の仕事について、書き連ねてみました。
ではまた!